反発、OPECプラスは現行の減産幅を維持へ=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=25.78(+1.64 +6.79%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.25~1.64ドル高。その他の限月は0.30ドル安~0.67ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が現行の減産幅を7月以降も継続することを望んでいると伝わったことが手がかり。サウジアラビアやロシアが軸となったOPECプラスは5、6月に日量970万バレルの減産を行い、7月からは同770万バレルに減産規模を縮小する予定だったが、減産幅を維持することが基本シナリオになっていると関係筋の話として伝わっている。
時間外取引から6月限は堅調に推移。通常取引開始後は26.23ドルまで一段高となった。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。