大幅続伸、6日にOPECプラスは緊急会合へ=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=28.34(+3.02 +11.93%)
ニューヨーク原油の期近は大幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比2.85~3.02ドル高。その他の限月は1.02ドル安~2.41ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心としたOPECプラスが来週月曜日に緊急のオンライン会合を行い、大規模な減産を協議することになった。日量1000万バレル超の協調減産が協議される見通し。トランプ米大統領の仲介もあって、反目していたサウジアラビアとロシアが再び減産を協議することになった。ただ、先月まで減産に否定的だったロシアは協調する用意はあるが、サウジは米国などが協力することを条件に減産に応じるとしており、異例の大規模減産の行方は不透明。
時間外取引で5月限は23.52ドルまで下落する場面はあったが、次第に買い戻しが優勢となりプラス転換した。通常取引が始まると29.08ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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