米刺激対策期待で、ドル円107円台回復。
マーケットコンディション
昨日のドル円は、105.92円で始まると、東京時間、下落して始まった日経平均が、大幅反発すると、107.19円まで上昇。その後、日経平均がマイナス圏に失速すると、ドル円は、106円台で推移。ロンドン時間、日米株価指数先物の上昇を受け、ドル円は、107円台へとジリ高。NY時間、米政権が検討している、総額1兆ドルの景気刺激策への期待からNYダウ平均・米10年債利回りが上昇すると、ドル円は107.86円まで上昇。
米刺激対策期待で、ドル円107円台回復。
コロナショックによる、世界的リセッションに対する、ドルの流動性確保の動きが活発。また、米国の大規模刺激対策が好感され堅調。ただ、コロナショックが終息したわけではない。感染拡大の状況によっては、押しつぶされる可能性が残っている。テクニカル的には、長期でみてみると、アベノミクス相場による上昇幅の半値が100.71円となっており、直近約4年間は、この安値100円前後から120円前後でのボックス。直近が、このボックス下限まで下落。このボックス下限が割れない事を祈りたい。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。