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米ドル/円 各国のPMIに注目

達人の予想 

米ドルは引き続き軟調な展開を予想

先週の米ドル/円は、111.50から107.50まで大幅下落。前週末比は-3.73円で2016年7月末以来の下落幅。新型コロナウィルスに対する警戒感から世界的な株価下落を受けリスクオンによる円買いとなりました。

本日は、各国の2月PMIの発表を控え結果次第では更に株価下落によるリスクオフとなる可能性があります。

テクニカル的な観点では、2019年8月の安値104.40から今年2月の高値112.225までの半値戻しで200日移動平均線の位置する108.40前後がレジスタンス、サポートは2月初めの108.30から112.225までのフィボナッチリトレースメント138.2%水準となる106.80前後と見ており、日足のストキャスティクスで%Dが5%、Slow%Dが15%と、下降基調継続となっていることから、引き続き軟調な値動を予想します。

このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

執筆者 山口哲也

執筆者 : 山口哲也|フジトミ証券株式会社 チーフテクニカルアナリスト

株式会社フジトミ 国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト 金融機関でアナリストとして経験を積んだのち株式会社フジトミ入社。幅広い手法を網羅した緻密な分析とわかりやすい解説が好評。日経CNBC・東京MXテレビ等メディア出演多数。

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