【要警戒】アベノミクス相場の終焉
長期で下落トレンド入り

28日の日経平均株価は前日比3.67%マイナスの21142円96銭、TOPIXは前日比3.65%マイナスの1510.87ポイント、マザーズ指数は前日比6.28%マイナスの700.63ポイント、東証2部指数は前日比5.19%マイナスの6053.61ポイント、ジャスダック指数は前日比5.47%マイナスの144.95ポイントとなりました。
一週間で日経平均株価は9.6%マイナス、TOPIXは9.7%マイナス、マザーズ指数は15.4%マイナスとなっています。
暴落の最終局面に入ってきたと考えます。
私が監視している暴落銘柄数は28日時点で392銘柄に到達しています。この銘柄数に到達したのは2018年12月時で暴落の大底で点灯した488銘柄に迫っています。
暴落銘柄数の推移をみると、次週いったん底打ちしそうな水準にはあります。底打ちのタイミングとしては28日~3日と考えていますが反発が小幅にとどまりもう一段の下落も十分にあり得そうです。
暴落の反発も気になるのですが、それよりもむしろ懸念材料として考えているのが実体経済の悪化です。特にオリンピックの中止が決まればここからさらに日経平均株価は10%ほど下がってもおかしくはありません。今の株式市場はコロナウイルスの流行というよりは、今後の日本経済の衰退、オリンピックの中止・延期を織り込みつつあるのではないかと考えます。今回の暴落で長期で下落トレンドに入ったため、アベノミクス相場が終焉したと考えます。
株式市場は悲観一色です。大きく仕掛けるのは反発してからでも十分間に合います。今は底打ちのタイミングを確認することが先決です。過度にリスクを取ることなくもう一段株価が下落しても大丈夫なように資金管理を徹底しましょう。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。