今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は一時110円台を割り込んで下落。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念から日本株が大幅続落となる中、米長期金利の低下もあってドル安・円高に振れています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

2/27（木）
18:00　ユーロ圏1月マネーサプライM3
18:30　南ア1月生産者物価指数
18:30　パネッタECB専務理事講演
18:45　ラガルドECB総裁講演
19:00　ユーロ圏2月消費者信頼感指数・確定値
19:05　シュナーベルECB専務理事講演
19:30　カンリフBOE副総裁講演
21:00　1月メキシコ失業率
21:15　レーンECB専務理事講演
22:30　カナダ10-12月期経常収支
22:30☆米10-12月期GDP・改定値
22:30☆米10-12月期個人消費・改定値
22:30☆米1月耐久財受注・速報値
22:30　米新規失業保険申請件数
24:00　米1月中古住宅販売保留指数
25:00　デギンドスECB副総裁講演
25:30　エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
27:00　米7年債入札
28:30 レーンECB専務理事講演
29:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演

2/28（金）
08:30　日本1月失業率
08:50　日本1月鉱工業生産・速報値
08:50　日本対外対内証券売買契約等の状況

※☆は特に注目の材料

新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な経済活動の停滞が懸念される中、ここ3日でNYダウ平均が2000ドル下落するなど株安が進んでいます。今夜は米10-12月期国内総生産（GDP）・改定値などの重要統計が発表されますが、気になるのはやはり欧米株式市場の動向でしょう。