メドトロニックが下落 売上高が予想下回る 一時的要因との指摘も=米国株個別
医療機器のメドトロニックが商いを伴って下落。11-1月期決算を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている模様。通期の1株利益の見通しは従来から上方修正した。今回の決算にはウイルス感染の影響は考慮していない。
アナリストからは、今回の売上高の弱さは、新製品の発売を前に顧客が購入を手控えたことや、顧客の点滴装置の時期的な購入パターンなど一時的な要因が影響したとの指摘も聞かれる。
(11-1月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.44ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:77億ドル(予想:78.1億ドル)
心臓・血管治療機器:28.2億ドル
低侵襲機器:21.8億ドル
修復治療機器:21.1億ドル
糖尿病管理機器:6.1億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.63~5.65ドル(従来:5.57~5.63ドル)(予想:5.60ドル)
(NY時間13:35)
メドトロニック 112.49(-4.85 -4.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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