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おおむね想定通りの値動き

達人の予想 

●一喜一憂の相場展開

今週は上海市場が春節で休場、加えて香港市場も一昨日・昨日と休場であったことから、新型コロナウイルスの影響が日本株に及ぶのでは?と先週の当欄で記していましたが、まさに、その状況となりました。日経平均は24,000円での値固めできず失速。昨日のNY市場がプラスで終えたことから、この流れが日経平均にもどう影響するのか注目しています。ただ、この問題、一気に解決するわけでもありませんから、都度、(本当かどうかわからない部分がありますが)流れてくるニュースに一喜一憂することとなるのでしょう。これまで世界的に株式市場は「我が世の春」を謳歌していた分、反動が大きくなった一方、為替市場は109円割れからは実需を中心に買いが持ち込まれ、依然としてドル円は200日移動平均線でサポートされた格好となっています。

本日のNY市場でFOMCの発表が予定されていますが、こちらについては政策金利据え置きが市場コンセンサス。喫緊のリスクオフ状況についてどのように言及するのか、市場関係者は注目しているようですが、まだ、今回の新型コロナウイルスによる影響について判断するには難しく、踏み込んだ言及はなく、玉虫色の発言にとどまるのではないでしょうか。ドル円は引き続き、上値も重いが、下値も固いといった狭いレンジでの動きを想定しています。

●200日移動平均線活用法

NZドル円(日足)と200日移動平均線
NZドル円(日足)と200日移動平均線

以前にも当欄で200日移動平均線の上にあるのか、下にあるのかで押し目買い、戻り売りなのかを判断する材料にしているとお伝えしていましたが、今回のリスクオフ局面でもその考え方は生きています。例えば、NZドル円。今回のリスクオフ局面でNZドル円も下落、売りトレンドが発生していました。一方、200日移動平均線との値位置を確認すると、200日移動平均線の上で推移しており、今回の場合、押し目買いで向き合ってみては?と考える次第です。一方、同じオセアニア通貨である豪ドルについては200日移動平均線の下に潜り込んでいます。こちらについては戻り売りスタンスとなるわけですが、また、ボラティリティが低下し、スワップの支払いが積みあがることが懸念されるだけに、オセアニア通貨の場合、NZドル円の方が与しやすいように思います。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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