アジア株 売りが目立つ展開、豪株はしっかり
東京時間18:09現在
香港ハンセン指数 28773.59(-111.55 -0.39%)
中国上海総合指数 3090.04(-16.78 -0.54%)
台湾加権指数 12091.88(-87.93 -0.72%)
韓国総合株価指数 2230.98(-7.90 -0.35%)
豪ASX200指数 6994.84(+32.64 +0.47%)
インドSENSEX30種 41735.47(-217.16 -0.52%)
15日のアジア株は、全般に売りが目立つ展開となった。中国本土株・香港ハンセン指数などがマイナス圏の推移。今年に入って買いが目立つ豪ASXは今日も上昇しており、年初来の上昇率が4.65%に。
上海総合指数は0.54%安と続落。テクノロジーに買いが入ったものの、素材、石油ガス、金融などの売りが目立った。銀行株の売りが目立ち、中国工商銀行、農業銀行、招商銀行などが軟調。石油大手のペトロチャイナなどもマイナス圏。半導体のWILLセミコンダクター、電子機器製造のFOXCONNなどが買われた。ウエハメーカーの三安光電は6%近い上昇に。酒造大手貴州茅台酒もしっかり。
香港ハンセン指数は0.39%安。全業種にわたって幅広く売られているが、中でも石油・ガス、ヘルスケア、素材の売りが目立った。中国海洋石油が2%を超える下げ、AIA保険、平安保険なども軟調。インターネットサービス大手テンセントホールディングス、医薬品の石薬集団、中国生物製薬なども弱い。
豪ASX200指数は0.47%高と続伸。幅広い銘柄に買いが出たが、特に資本財、テクノロジー、公益などの買いが目立った。金の探鉱を手掛けるニュークレストマイニング、エボリューションマイニング、ノーザンスターリソーシズなどが大幅高。パレットなどサポートサービスプロバイダーのブランブルズも強い。

執筆者 : MINKABU PRESS
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