小反発、米中通商合意の調印式を控えて買い戻し=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=58.23(+0.15 +0.26%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.15~0.18ドル高。
第1段階目の米中通商合意の正式な成立が目前に控えているなかで、買い戻しが優勢となった。合意内容が公表され、景気見通しが改善し石油需要の下振れ懸念が後退することが期待されている。関係筋によると、米ワシントンで行われる調印式は現地15日午前11時半(日本時間16日午前1時半)から始まる予定。
時間外取引で2月限は57.72ドルまで下落し、前日安値を下回った。ただ、通常取引開始を控えて買い戻しが入ると、58.72ドルまで上げに転じた。通常取引開始後はプラス圏で売り買いが交錯し、動意は限定的だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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