小幅続落、武力衝突回避の余韻で戻り鈍い=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=59.56(-0.05 -0.08%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.05~0.02ドル安。その他の限月は0.02~0.42ドル高。
米国とイランの武力衝突が寸前で回避された余韻が残るなかで売りが優勢となった。昨年から世界経済は減速しており、需要不足による供給過剰が引き続き警戒されている。米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油製品の在庫は増加を続けているほか、原油在庫の取り崩しは順調ではない。
時間外取引で2月限は60.31ドルまで上昇。前日に大幅安となった反動が現れたが、その後は売りに押されて上げ幅を消した。通常取引が始まると58.66ドルまで下落。ただ、マイナス圏では買い戻しが入り、前日終値水準まで切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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