小反落、EIA週報が下支えとなるが上値は伸びず=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=60.93(-0.01 -0.02%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.02~0.01ドル安。その他の限月は0.06ドル安~0.24ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したことが好感された。米石油協会(API)が週報を発表した後の軟調な動きが打ち消された。米中通商協議が進展し、景気見通しが改善し石油需要の下振れ懸念が後退していることも支援要因だが、来週のクリスマスを控えて動意は限られ、上値は伸びなかった。
時間外取引で1月限は60.32ドルまで軟化。API統計が重しとなった。通常取引開始後は下げ幅を消し、61.18ドルまで上げたがプラス圏を維持できなかった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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