日本株反落、押し目買いのチャンス(12/19版)
しばらく控えます。
IQ上位2%の投資家、中原良太です。
昨日のストップ高の一件もありますので、
小型株中心での注目銘柄の公開は、
しばらく控えます。
面白い話ができるよう、
アレコレ違うネタを考えますね。
◆ ◆ ◆
JASDAQ、マザーズや、
東証小型株指数など、
12/18の日本株は、
小型株を中心に弱気でした。
さいわい、
僕は小型株は殆ど持たず、
半分以上が大型株なので、
ダメージが小さく済みました。
伸び悩んでいますが、
まだまだ続伸に期待します…!
【これまでの資産変動】
12/17:1619万6556円
12/18:1613万5156円(前日比▲6万1400円)
◆ ◆ ◆
今日は注目銘柄のコーナーはお休みで、
大事な相談を2つ受けたので共有します:
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その1:株の勉強をしているのですが、
配当割引モデルがなかなか理解できません。
噛み砕いて説明してくれたら嬉しいです。
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回答:「将来受け取る配当の割引現在価値」です。
たとえば、
会社が潰れるまでのあいだに、
1株あたり総額100万円の配当金を、
出してくれそうな会社があるとします。
つまり、この会社の株の価値は、
「最大100万円ありそうだ」と言えます。
とはいえ、
今すぐ100万円受け取る訳ではなく、
十年以上かけて100万円を受け取る訳なので、
手元にある100万円と比べれば、
1株の価値は低いはずです。
そこで、
「他の投資にお金を回せば年◯%で増やせる」
といった前提のもと、
「将来受け取るお金」の価値を割り引いて、
「今の価値」に換算して考えます。
このモデルの大事なポイントは2つ。
1つは、
「企業価値は、会社が潰れるまでに受け取れる、
将来の配当金の総額で決まる」
という点。
もう1つは、
「未来に受け取る100万円と比べると、
今に受け取る100万円のほうが価値がある」
という点です。
この2点さえ抑えておけば、
概ねの価値は算出できるかと。
最近は配当金を出さずに、
自社株買いで株主還元する会社もあるので、
DCF法という手法で、
企業価値を算出するのが、
主流な気もします。
※DCF法では、配当の代わりに将来の現金収入を使って、
企業価値を推定します。バフェットが利用する方法ですね。
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その2:中原さんに割安株投資を教えてもらってから、
さいきん、株が安くなると嬉しく感じてしまいます。
僕は変態なのでしょうか?どうすれば解決できますか?
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回答:そのままで良いと思います。
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今後の取引方針についてですが、
「まだまだ全力買いを維持!」
で継続する予定です。
目先の短期的な相場は、
正直、予測が立ちませんが、
ひとまず、
「年内は強いだろうな」
という気持ちでいます。
今年9月以降、
日本株はかなり強気でいて、
年末はこの動きを継続しやすいので、
「とりあえず株を買い持ちしておく」
だけでも利益にありつけると考えます。
12/18は相場が反落しましたが、
押し目買いをするチャンスでしょう。
しばらくは何もせず、
「買った株を放置して」
過ごしていく予定です…。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
執筆者 : 中原良太|株式会社テラス システムトレード開発者
IQ上位2%のメンサ会員。25歳の時、Yahoo!株価予想達人「ベストパフォーマー賞」「通年最高勝率者賞」を最年少受賞。予想累計成績は、2015年+480%、2016年+1024%、2017年+943%、2018年+501%。㈱テラスなどに寄稿