リジェネロンが決算受け上昇 肺がん治療薬「Libtayo」の販売が期待通り=米国株個別
薬品のリジェネロンが上昇。7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。各薬品ごとの売上高は概ね予想に沿った内容だったが、ネガティブな見方も出ていただけに安心感に繋がっている模様。特に市場からは肺がん治療薬「Libtayo」の米国での販売が予想に沿った内容だったことは心強かったようだ。主力の浸潤型加齢黄斑変性症治療薬「Eylea」も期待通りの売上高となっている。
なお、同社の取締役会は自社株買いの設定を最大10億ドルまで拡大した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):6.67ドル(予想:6.41ドル)
・売上高:20.5億ドル(予想:19.9億ドル)
Eylea:11.9億ドル(予想:11.7億ドル)
Praluent:6970万ドル(予想:7500万ドル)
Dupixent:6.33億ドル(予想:6.34億ドル)
Libtayo:4800万ドル(予想:4900万ドル)
・最大10億ドルの自社株買い
(NY時間10:48)
リジェネロン 334.00(+22.96 +7.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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