反落、石油の需要見通しは依然として悲観的=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=55.81(-0.85 -1.50%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.85~0.81ドル安。その他の限月は0.76~0.39ドル安。
米中通商協議が進展していることで、来月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)における正式な合意の署名内容に期待が高まっている一方で、世界的な景気減速見通しが依然として相場の足を引っ張っている。米中通商協議が第1弾の正式合意に向かっているとはいえ、景気や石油需要の見通しが改善するとはあまり期待されていない。
時間外取引で12月限は売りが優勢だったが、通常取引序盤にかけては買いが優勢となり56.92ドルまで強含んだ。ただ、高値から押し戻された後は売りに押され、55.58ドルまで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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