手がかり材料難で方向感のない展開 21200-21500のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●7日のNY株式市場は方向感なくもみ合い。米メディアが「中国は同国の産業政策や政府補助金など構造改革を伴う分野を交渉の議題から外したい意向」と報じ、交渉は難航するとの懸念が強まり売りが優勢となった。しかし別のメディアが「米中貿易協議で部分的合意の可能性」を示したことにより買い戻しが入り、方向感のない展開。

ダウ工業株　　　　２６４７８.０２（－　９５.７０）▼０.３６％
ナスダック　　　　　７９５６.２９（－　２６.１８）▼０.３３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２９３８.７９（－　１３.２２）▼０.４５％

●本日の日経平均は手がかり材料難で、方向感のない展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万１４８５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万１３７５円と比べ１１０円高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万１４８０円。

●シカゴグローベックスNYダウ先物3ドル高（執筆時）。

●新規上場
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　ＨＥＮＮＧＥ 　　公開価格１４００円
　ＡＩ ＣＲＯＳＳ　〃　　　１０９０円

●日経平均のポイント
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　２万１５５８円　５日線
　２万１５４４円　２５日線
　２万１４８５円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万１３７５円　昨日終値
　２万１２８５円　７５日線

●今週の主な予定　

8(火)
日 8月 経常収支(JPY)
中 9月 財新サービス業PMI
独 8月 鉱工業生産

10（木）
米 前週分 EIA週報
日 9月 企業物価指数
中 9月 社会融資総量
米 9月 CPI原数値
米 9月30日週次 新規失業保険申請件数

11（金）
米 10月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値