NY株安を嫌気し売り先行 21200-21500のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
NY株安を嫌気し売り先行
●2日のNY株式市場は景気後退リスクが意識され大幅続落。9月のADP雇用報告が雇用者数の伸び悩みを示し売りが先行した。不安心理を映すボラティリティ・インデックスが、20ポイント台に急上昇し、リスク資産(株式)の配分を機械的に調整する売りも出て大幅続落で引ける。
●本日の日経平均はNY株安を嫌気し、売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万1345円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1778円と比べ430円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)終値は2万1370円。
●日経平均株価のポイント
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2万1778円 昨日終値
2万1435円 25日線
2万1345円 CME日経平均先物
2万1273円 75日線
2万1218円 200日線
●シカゴグローベックスNYダウ先物69ドル高(執筆時)。
●今週の主な予定
3(木)
○中 休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
○独 9月 マークイット総合PMI改定値
○欧 9月 マークイット総合PMI改定値
○欧 8月 PPI
○欧 8月 小売売上高
○米 9月23日週次 新規失業保険申請件数
○米 9月 マークイット総合PMI改定値
○米 8月 製造業新規受注
○米 9月 ISM非製造業総合指数
4(金)
○中 休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
○米 8月 貿易収支
○米 9月 米雇用統計
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。