ドル円続落で調整入りか。
マーケットコンディション
昨日のドル円は107.70円で始まると、先週末、米国を訪れている中国代表団が、農家視察をキャンセルした事を受けた、米中貿易摩擦懸念から107.50円前後で軟調。ロンドン時間、欧州景気悪化で、リスク・オフとなり、ドル円は107.30円まで下落。NY時間、米中貿易摩擦・欧州景気減速懸念は、あるものの、日米金融政策イベントが終了し、新たな材料もなく、方向感なく107.40円前後で推移し107.52円でクローズをむかえた。
ドル円続落で調整入りか。
ドル円は、今年の高値112.39円から104.44円の下落に対し、半値(108.41円)戻しの後調整といった動き。ここからは、新しい材料探しとなりそうだ。押しの目処としては、昨日の安値107.30円は、104.44円から108.47円までの上昇に対し23.6%押し(107.51円)をやや割り込んだレベルである。調整の下げと考えると、106.93円(38.2%)・106.45円(50.0%)まではありそうだ。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。