ドル円、日米金融政策待ちで小動き。
マーケットコンディション
昨日のドル円は、108.10円で始まると、東京時間は日経平均の下落を受け108.02円まで下押しとなるが、日経平均が反転しだすと、先週の高値108.26円を上抜け108.37円まで上昇。ロンドン時間は108円台前半で小動き。NY時間、8月米鉱工業生産指数が予想0.2%に対し0.6%、9月NAHB住宅市場指数が予想66に対し68と上振れとなったが反応は限定的。マーケットはFOMC(9/18)・日銀金融政策決定会合(9/19)を控え108円台前半で小動きとなり108.11円でクローズをむかえた。
ドル円、日米金融政策待ちで小動き。
有事がらみのドル買いが失速せずに、高値更新。FOMCやBOJはあるが、目先は上に行きたそうな感じである。FOMCのポイントは、今後の利下げペース。BOJのポイントは、更なる量的緩和策がでるか。動きにくい展開が続きそうだ。
テクニカル的には、昨日の高値108.37円は、112.39円-104.44円の50%(108.41円)レベルである。最近のドル円は、フィボナッチ50%で止まりやすいので、このレベルを突破できるか。今日明日は難しい展開が続きそうだ。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。