ドル/円、再び105円台へ反落=外為どっとコム総研 神田卓也

ドル/円、再び105円台へ反落

昨日のドル/円は、終値ベースで約0.8%下落。中国とドイツの冴えない経済指標の結果などから世界的な景気後退への懸念が強まり、欧米株が軒並み大幅安となった。米債市場では、10年債利回りが一時2年債利回りを下回る「逆イールド」が発生。なお、「逆イールド」は景気後退の予兆とされ、前回の発生はリーマンショック前の2007年であった。こうした中、ドル/円は前日の上げ幅の半分以上を失い再び105円台へと下落した。

本日はアジア株の下落が避けられそうにない。日経平均先物は500円近く下げており、現物がどこまで下げるのか(どこで下げ止まるのか)が見どころとなろう。また、NY市場で発表される経済指標にも注目が集まりそうだ。本日は、米7月小売売上高、米7月鉱工業生産といった重要統計が発表される。市場予想によると、いずれも「まずまず」の結果が見込まれており、景気後退懸念を食い止める事ができるか注目したい。その他、NY連銀とフィラデルフィア連銀が8月の製造業景況指数を発表する予定となっている。

神田卓也

神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。

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