ドル円やや戻す=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は105円半ばで推移。前日安値である105.05円付近からやや戻しているものの、上値は重い。
米中貿易戦争の拡大で世界的な景気見通しが悪化しているなか、香港の混乱が拡大していることで、リスク回避の流れが根強い。アルゼンチンのデフォルトやブラジルの景
気後退が懸念されていることなど、警戒感が新興国に飛び火している。
ユーロ円は118円ちょうど付近、ポンド円は127円前半、豪ドル円は71円前半で推移。それぞれ昨日の安値からは戻しているものの、下向きトレンドに変化はみられ
ない。
日経平均は急反落。前引けでは前営業日比244.31円安の2万0440.51円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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