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日本株は7月末に全面高?ただし条件も…(7/23版)

達人の予想 

本当の見せ場はここからかと。

IQ上位2%の投資家、中原良太です。

先週の金曜日に相場は急反発。

そこで、

先週末に相場が反発してくれたので、
僕は今週明けにドンと株を買いました。

7/22の日本株は小反落しました。

先週の金曜日が強かっただけに、
月曜日の反落はまあ納得できる動き。

問題はココからです。

暦的には「騰がりにくい」時期なので、
どう立ち回れば良いか、悩ましいですなぁ…。

◆  ◆  ◆

先週の予想では、
「週末にTOPIXが反発しなければ、
週明けに暴落が来るかもしれないぞ!」
という話をしました。

具体的な理由は3つ。列挙すると、

◯そもそも夏は株が下がりやすい!

◯週末の相場が弱いと週明けも引きずる!

◯ただでさえ週明けは下がりやすい!

といった根拠をお話ししました。

以上を踏まえたうえで、
「週末のTOPIXの動き次第では、週明けに暴落かも!」
という話をしました。

そして今。

幸い、週末に日本株は反発しました。

とはいえ、お世辞にも、
「株を喜んで買いたい!」
という状況でもありません。

かろうじて暴落は免れましたが、
どう対応するべきでしょうか…?

◆  ◆  ◆

今日の予想は先週の続きです。

7/22の相場は横ばいでしたが、
「先週末の反動で下落しただけ」
と考えるのが無難と考えます。

本当の見せ場はここからかと。

そんな中の中原の見解はこうです:

結論から言うと、
「週前半をプラスで乗り切れば、月末にかけて全面高かも?」
を考えています。

まず、
「月末が全面高かも?」
と考える理由から。

これには3つの理由があります。

1つ目は、
「週後半は株価が騰がりやすいぞ~!」
というデータがある点です。※

※論文:Stock returns and the weekend effect

この論文では、25年分のS&P500の動きを集計しました。
その結果、「週後半は全体と比べて株価が5倍騰がった!」
というデータが得られたんですな。

今ではやや有効性は薄れているようですが、
小型株であればまだ有効みたいです(筆者調べ)

2つ目はややオカルト的ですが、
「新月前後は株価が上がりやすいぞ!」
というデータもあります。※

※論文:Are investors moonstruck? Lunar phases and stock returns

これは全世界48カ国の株価データを最長28年分しらべた論文。

この論文によれば、
「新月前後の2週間は、満月前後の2週間と比べて、
株価が2倍以上も騰がったぞ〜!」
というデータが得られました。

海外サイトでは2015年など、
直近のデータでも有効性が確認できているみたい。

注目してみても良さげ。

3つ目は、
「世界の株式市場は月末に上がりやすい!」
というデータがある点です。※

※論文:Equity Returns at the Turn of the Month

この論文では、109年間の米国株データと、
米国株以外では34カ国のデータを集計しました。

その結果、
「月末月初は株価が上がりやすい!」
というデータが得られたんですな。

ちなみに、

この時期はとくに、
「小型株が騰がりやすい!」
というデータを確認しています。※

※データ元:Kenneth R. French - Data Library

狙うなら小型株でしょうなぁ。

ただし、ここまでの話は条件付き。

日本株の短期の動きを、
僕個人で調べてみたところ、

「相場が下がっている時期には、
なかなか上がりにくい!」みたい。

だから、

株を買うとしたら、
「相場が上がるのを待ってから」
と考えるのがベストと考えます。

まとめると、

「週後半は上がりやすい!」
「新月近辺は上がりやすい!」
「月末は上がりやすい!」

という3点があります。

これに加えて、

「日本株は騰がり始めると、
続伸しやすい!」という傾向を合わせて、

4つが合わさったタイミングが、
株を買う「ベストタイミング」と考えます。

かくいう僕自身、

ややフライング気味に、
月曜日に株を買いましたが、

相場の雰囲気が悪くなるようなら、
水曜日あたりに売る予定です…。

これから参入するつもりの方は、

「相場が騰がり始めたらチャンスかもよ!」
と考えておくと良いかと。

月末月初は利益を出すうえで、
チャンスな時期でもあります。

冷静に対応したいところですなぁ。

もちろん、これはあくまで僕の見解。
決めるのはあなた自身です。

ただ言えるのは、

ここまで話したことは、
「膨大なデータによって実証されてきた」
科学的なお話しだということです。

これらの話に基づいて、

あなたはこれからの夏枯れ相場を、
どうやって乗り切りますか?

後悔のないよう、
たっぷり考えて決断してください^^@

IQ上位2%の投資家、中原良太でした。

執筆者 中原良太

執筆者 : 中原良太|株式会社テラス システムトレード開発者

IQ上位2%のメンサ会員。25歳の時、Yahoo!株価予想達人「ベストパフォーマー賞」「通年最高勝率者賞」を最年少受賞。予想累計成績は、2015年+480%、2016年+1024%、2017年+943%、2018年+501%。㈱テラスなどに寄稿

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