円高とイラン情勢を嫌気し売り先行 20900-21200のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
円高とイラン情勢を嫌気し売り先行
●24日のNY株式市場は米中首脳会談の結果待ちで小動き。G20大阪サミットにあわせて開く閣僚級による貿易協議が、25日にも開催されると報じられた。一方で、米政府はイランに対して追加の制裁を発動。先行き不透明感から様子見ムードとなった。この日のダウの日中の高安の差はわずか83ドル。
ダウ工業株 26727.54(+ 8.41)△0.03%
ナスダック 8005.70(- 26.01)▼0.32%
S&P500 2945.35(- 5.11)▼0.17%
●本日の日経平均は円高とイラン情勢を嫌気して、売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万1165円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1285円と比べ120円安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1180円。
●日経平均株価のポイント
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2万1285円 昨日終値
2万1262円 5日線
2万1165円 CME日経平均先物
2万1105円 26週線
●新規上場
インフォネット 公開価格1490円
●今週の主な予定
25(火)
○米 6月 消費者信頼感指数
○米 5月 新築住宅販売戸数
○OPEC総会(~26日)
26(水)
○独 7月 Gfk消費者信頼感指数
○米 5月 耐久財受注
○ECB運営理事会(非金融政策会議)
○日 通常国会期末
27(木)
○欧 6月 景況感指数
○欧 6月 製造業景況感指数
○欧 6月 消費者信頼感指数確定値
○独 6月 CPI速報値
○独 6月 EU基準CPI速報値
○米 Q1 GDP確報値
○米 6月17日週次 新規失業保険申請件数
○米 5月 中古住宅販売仮契約指数
28(金)
○日 5月 有効求人倍率
○日 5月 失業率
○日 5月 鉱工業生産速報値季調値
○欧 6月 CPI速報値
○米 5月 個人所得
○米 5月 実質消費支出
○米 5月 消費支出季調値
○米 6月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値
○日 G20大阪サミット2019(6月28日~6月29日)
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。