AMDが上昇 楽観的見方を裏付ける 材料出尽しも=米国株個別
AMDが上昇。1-3月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。4-6月期の売上高見通しについては予想範囲内だったものの、市場に安心感をもたらした模様。売上高は23%の減収となったもののPC用プロセッサーの底堅い需要に支えられた。
スーCEOは、新製品投入により収益性を高めPC用チップ市場で持続可能なシェアを確保すると宣言し、市場にも楽観的見方が広がっていたが、今回の決算はその見方を裏付ける内容となった。また、マイクロプロセッサーでインテルから市場シェア奪取に向けて勢いづいていることも示唆している。
寄り付きは上昇して始まったものの材料出尽し感から、買い一巡後は戻り売りが優勢となり伸び悩む動きも見られている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.06ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:12.7億ドル(予想:12.6億ドル)
・粗利益率(調整後):41%(予想:41%)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:14.7~15.7億ドル(予想:15.2億ドル)
(NY時間10:40)
AMD 27.88(+0.25 +0.90%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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