2015年のFXおさらいと2016年の為替イベント

2015年の為替相場の振り返り!

2015年は例年になく大波乱の1年だったと思います。ドル円相場を見ながら、2015年に起こった出来事と値動きを振り返っていきましょう。
そして、2016年の相場のテーマや注目ポイントをご紹介。また、FX業界のニュースも紹介していきます。

2015年のFX相場まとめ

2015年相場の推移とイベント
マーケットを沸かせた3大イベント

1.スイスフランショック

スイスショック

SNBがユーロスイスの無制限介入を放棄。数分間で急激なスイスフラン高に。過去最大の為替変動を巻き起こし、FX会社が破綻する事態にも発展。

フラン円:40円上昇ユーロフラン:3800ポイント下落

2.8.24クラッシュ!!

8.24クラッシュ

チャイナショックに絡む世界的株安・通貨安に拍車がかかりNY時間に大暴落が発生。日経平均先物は1,000円下落、NYダウは1000ドル安で始まりました。

ドル円:6円下落NZドル円:9円下落

3.スーパーサーズデイ

スーパーサーズデイ

SNBがユーロスイスの無制限介入を放棄。数分間で急激なスイスフラン高に。過去最大の為替変動を巻き起こし、FX会社が破綻する事態にも発展。

ポンド円:3円下落ポンドドル:350ポイント下落

2015年総括

2015年は○○ショックという相場が頻繁に起きる年となりました。特に年初に勃発したスイスフランショックは為替相場が始まって以来の1日の最大変動幅となったことは間違いないでしょう。そして、これまで円安を容認してきた日本当局側からも黒田総裁発言により125円が重たくなりました。そうした中、中国発のチャイナショックによりリスクオフが到来。

8月24日には、ドル円が2分で3円以上急落するというフラッシュクラッシュが発生しました。そこがセリングクライマックスとなり、11月の雇用統計をキッカケにドル円は再び上昇。

2016年の注目イベントは?

2015年の注目イベントは?
1月IMF・世界銀行経済見通し
1月米国大統領一般教書演説
不明EU離脱の是非を問う国民投票
3月FOMC(2回目の利上げが行われる見込み)
4月日銀金融政策決定会合(追加緩和の可能性が高い)
7月参議院総選挙
8月ジャクソンホール会議
11月8日米国大統領選挙投票日
2,5,8,11月スーパーサーズデイ
3,6,9,12月OPEC総会

米国の利上げペースが焦点。後半戦は大統領選挙をにらむ。

2016年の一大テーマは何といっても4年に一度の米国大統領選挙が焦点。共和党のトランプ氏が当選となると、一段のドル高と数々の不確実な事態がマーケットに吹き荒れることになりそうです。また、2014年から続いている原油価格の動向はマーケットを一変させる影響を持ちます。大手金融機関は20ドルまで下落するという予想もあり、そうなると産油国もこれまでの姿勢を変えてくるかもしれません。四半期に1度のOPEC総会は要注目です。米国の金融政策を決めるFOMCでは、市場予想の年3回の利上げ予想からどれだけ左右するかで今後もドル高が続くかどうかを占うこととなりそう。また、2017年に利上げ見込みの英国に関しては、今年も年4回のスーパーサーズデイ(重要指標発表日)が重要に。日本の金融政策に関しては、期待は薄いものの、今のところ春に追加緩和を行うとの期待が高まっているようです。

2016年注目通貨ペア・キーワード

アメリカドル

米ドル

今後の利上げペース

金融ショックから8年が経過し、15年12月についに利上げが開始。2016年は1年に3回以上の利上げとなると、よりドル高が加速していく可能性が高い。また、ドルペッグ通貨の変動相場制移行もドル高要因となる。

ユーロ

ユーロ

金融緩和の行方

2015年は横ばいだったユーロも、これ以上のドル高が進めばついにパリティ(1ユーロ=1米ドル)を割り込む可能性が高い。また、2017年3月までと予定されている金融緩和の更なる延長も下落に繋がる材料となる。

イギリスポンド

イギリスポンド

インフレ率と利上げ時期

11月に利上げ時期が2017年になると示唆。インフレ率の上昇が確かになれば、再び200円へ上昇する可能性も。四半期に一度のスーパーサーズデイに注目。また、EU離脱に関する国民投票も今後2年以内に実施。

豪ドル

豪ドル

中国経済との関係

中国との結びつきが強い豪州は今後も中国の動向に左右されることとなる。中国の成長率見通しは毎年引き下げられていることから、上値の重い展開が予想される。更なる利下げの可能性も。

FXのプロは2016年をどう攻める!?

ひろぴーさんの画像

ひろぴーさん

株・為替・商品・債券まで、幅広く取引するマルチトレーダー

売買戦略:ドル円売り

ターゲット:111.50円

■ 解説

2016年前半に125円を越えていく可能性は薄い。
利上げは多くても3回までとなり、ドル円の下値目途は111.50円を予想。日経平均も連動して下落し、底値目途は15,000~16,000円程度。
しかし、110円台で追加緩和があれば130円の可能性も。

sarahさんの画像

sarahさん

WSJにも取材された有名女性FXトレーダー

売買戦略:ポンド売り、トルコリラ買い

ターゲット:ポンド円163円水準 トルコリラ円38円水準が買いか?

■ 解説

2016年前半は、ポンドが主役になりそう。
EU離脱に関する国民投票、利上げの有無等、注目のテーマが目白押し。
国民投票までは不安材料で売られる可能性大だが、不安材料が一巡すれば、ポンド円163円前半あたりで一旦下げ止まりそう。。

2015年 FX会社の動向

数字でみるFX業界

2015年に話題となった出来事

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ドル円のスプレッド縮小
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※本調査については、2015年12月15日時点のものになります。また、ランキングは2015年1月1日~2015年12月15日のデータ集計して作成しております。

※掲載している情報は実際の取引画面などの調査から個人投資家へのアンケートなど多面的な調査・アンケートに基づいておりますが、必ずしもサービスの内容を保証するものではございません。


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