小反発、米金融緩和観測や米10年債利回り低下から=NY金概況
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1295.60(+1.30 +0.10%)
金6月限は小反発。時間外取引では、3月の米雇用統計の発表を控え、買い玉のポジション整理の動きが優勢となり、小安く推移。日中取引は3月の米雇用統計発表直後は平均賃金の鈍化からドル安となったことに支援された。その後、非農業部門の雇用者数の増加を評価し、ドル高となり、いったん軟化したが、下値は堅い展開となった。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)に対し利下げと量的金融緩和の要望を出し、今後、米金融政策が緩和方向に向かうとの観測や、米10年債利回りの低下から買いが先行し、小高く引けた。
minkabu PRESS編集部
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執筆者 : MINKABU PRESS
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