広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウは小反落 トランプ大統領は予算案に署名し、その上で非常事態宣言へ=米国株後半

株式 


NY株式14日(NY時間15:40)
ダウ平均   25516.35(-26.92 -0.11%)
ナスダック   7442.26(+21.88 +0.29%)
CME日経平均先物 21035(大証終比:-155 -0.74%)

 NY時間の終盤になってダウ平均は小幅安で推移。先ほど、トランプ大統領は予算案に署名し、その上で非常事態宣言も行うと伝わっている。非常事態宣言も行うことから、株式市場は神経質な反応を見せている。ただ、政府機関閉鎖は回避されそうだ。

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反落。朝方発表になった12月の米小売売上高が予想外の大幅な減少となったことで序盤は売りが強まった。取引開始前までに発表になっていた決算が弱い内容が多かったことも圧迫。米中協議に関してトランプ大統領が、関税引き上げ期限の60日間延長を検討しているとの報道も流れていたが、打ち消された格好。

 銀行株や産業株など幅広い銘柄に売りが広がり、ダウ平均は一時235ドル安まで下げ幅を広げる場面が見られた。特にコカコーラが決算を受けて大きく下落しダウ平均を圧迫。ただ、売りが一巡するとIT・ハイテク株中心に押し目買いも出て下げ渋り、ダウ平均は小幅安に留まっている。原油相場がプラスに転じたこともサポート。

 クドロー米国家経済会議(NEC)委員長の発言が伝わっていたが、今回の小売売上高は政府機関閉鎖など特殊要因が影響したと述べていた。労働市場は依然として力強く、賃金も上昇する中、12月は株式市場の急落もあり、景気の先行き不透明感が過度に強まっていた。米消費者信頼感も低下していたことから、消費者マインドに何らかの一時的な影響が出た可能性もありそうだ。

 しかし、FRBがハト派に転じ、利上げ期待が後退する中、現状の雰囲気はかなり改善している。果たして今回の小売売上高が示すほど米個人消費が減速しているのか、それともクドロー委員長が示す通り一時的要因なのか、今後の消費関連指標が注目される。

 なお、ブルームバーグが米中貿易協議の関係者の話として、米中は依然隔たり大きいと伝えたことで、一時的に売りが強まる場面も見られた。そのほか、ブレイナードFRB理事がバランスシート縮小は今年の終盤に終了すべきとの発言も伝わっている。

 ダウ採用銘柄はコカコーラのほか、3M、ナイキ、ゴールドマンが下落。P&G、シェブロンも軟調に推移。一方、シスコシステムズが上昇しているほか、マクドナルド、インテル、ファイザー、ウォルマートも上昇。

 コカコーラは10-12月期決算を発表し、1株利益や営業収益は予想通りだったものの、米国や南米でのケース単位の販売量が減少していたことが嫌気された。

 シスコシステムズは11-1月期決算を発表し、1株利益、売上高は予想をやや上回る程度だったものの、2-4月期に強気な見通しを示したことが好感された。

 ナスダックはプラスに転じている。シスコシステムズの決算が好調だったこともあり、IT・ハイテク株は下値での押し目買いが入っているようだ。シスコシステムズのほか、アップル、ネットフリックス、エヌビディア、マイクロンが上昇。

 AIGが商いを伴って下落。10-12月期決算を発表しており、予想外の赤字決算となった。赤字決算は2四半期連続で予想を下回ったのは6四半期連続となる。旧来の保険契約の支払備金の関連費用3.65億ドルが響いたほか、投資利益が28億ドルと前年の35億ドルから減少した。

 通信のセンチュリーリンクが大幅安。決算を発表しており、1株利益が予想を上回り通期見通しも予想通りだったものの、年間配当を従来の1株2.60ドルから1ドルに半分以上減配する計画を発表したことが嫌気されている。

AIG 40.44(-3.74 -8.47%)
センチュリーリンク 12.94(-1.77 -12.01%)

アルファベット(C) 1122.88(+2.72 +0.24%)
フェイスブック 163.91(-0.16 -0.10%)
ネットフリックス 359.56(+7.79 +2.21%)
テスラ 304.78(-3.39 -1.10%)
アマゾン 1622.29(-17.71 -1.08%)
エヌビディア 154.05(+1.17 +0.77%)
ツイッター 30.98(-0.15 -0.47%)

ダウ採用銘柄
J&J 134.75(+0.30 +0.22%)
P&G 98.60(-0.64 -0.64%)
ダウ・デュポン 52.88(-0.26 -0.49%)
ボーイング 411.26(+0.68 +0.17%) 
キャタピラー  132.97(-0.13 -0.10%) 
ユナイテッド  124.31(-0.11 -0.09%) 
ビザ  143.17(-0.07 -0.05%) 
ナイキ  84.85(-0.56 -0.65%)
ウォルグリーン 72.31(+0.36 +0.50%) 
3M  205.24(-3.04 -1.45%) 
エクソンモビル  76.40(+0.15 +0.19%) 
シェブロン  118.67(-0.90 -0.75%) 
コカコーラ  45.91(-3.89 -7.80%) 
ディズニー  110.83(+0.63 +0.57%) 
マクドナルド  176.39(+2.24 +1.29%) 
ウォルマート 98.98(+1.04 +1.06%)
ホームデポ  188.53(+0.12 +0.06%)
JPモルガン 102.83(-0.26 -0.25%)
トラベラーズ  127.61(-0.43 -0.34%)
ゴールドマン  193.38(-1.31 -0.67%)
アメックス  107.09(-0.47 -0.44%) 
ユナイテッドヘルス  265.99(+2.19 +0.83%)
IBM  137.03(-0.49 -0.36%)
アップル  170.87(+0.69 +0.41%)
ベライゾン  54.36(-0.13 -0.23%)
マイクロソフト  107.11(+0.30 +0.28%)
インテル  50.99(+0.52 +1.03%)
ファイザー 42.11(+0.41 +0.98%)
メルク  79.22(+0.20 +0.25%)
シスコシステムズ  48.66(+1.16 +2.43%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 122
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 116
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます