東京株式(寄り付き)=続伸で2万1000円台回復、米株大幅高を受けリスクオン継続
13日の東京株式市場は買いが先行して始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比165円高の2万1029円と続伸。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに大幅高となっており、東京市場は前日に続きリスク選好ムードが強い。米中貿易摩擦に対する過度な懸念の後退や米政府機関の閉鎖が回避される見通しとなったことが、売り方の買い戻しを誘う状況。外国為替市場でも1ドル=110円台半ばでもみ合う展開で輸出株中心に外部環境は順風局面にある。一方、国内企業の決算発表では下方修正が目立つほか、前日引け後に発表された1月の工作機械受注額も低迷が続いており、実勢悪に対する警戒感も拭い切れない。日経平均はフシ目の2万1000円近辺での攻防に注目が集まる。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に鉱業、石油、ゴム製品、紙パルプ、不動産など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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