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再送:FIMAレポ活用の円買い介入、持続性に課題との指摘も=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は156円台後半での推移。日米協調介入から円高が強まり、ドル円は東京時間に155円台半ばまで下落していたものの、NY時間にかけて買い戻されている。

 日本政府は円買い介入の資金調達に、FRBの流動性供給制度「FIMAレポ・ファシリティー」を活用する方針が伝わっていた。ただ、アナリストは、これは米国債の売却を回避できる一方、長期利用にはリスクが伴うとの見方を示している。

 同制度は保有米国債を担保にドル資金を調達できる仕組みだが、1取引先当たりの利用上限は1日600億ドルに限定される。日本の当局が直近で実施したと推計される約530億ドル規模の介入額に迫る水準で、大規模かつ継続的な介入には不十分だという。 また、適用金利も3.75%と高めの設定で、7日物であれば、資金調達コストは1週間物OIS(翌日物金利スワップ)金利に0.25%ポイントを上乗せした水準となっていると説明。本日の1週間物OISは3.64%。

 片山財務相が制度の活用方針を認め、ベッセント財務長官も利用枠拡大を後押しする考えを示した。しかし、アナリストは「上限がある制度に市場の注目が集まれば、日米が円高を維持する意思を持ち続けることができるか市場が試す展開を招き、逆効果になる恐れがある」と指摘。逆に市場の思惑を誘発するリスクを警告している。

 もっとも、米国債を売却してしまえば、米国債から得られる利回りもなくなる。

USD/JPY 156.86 EUR/JPY 180.58
GBP/JPY 210.72 AUD/JPY 109.79

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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