【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 200円の大台を再度伺う展開
【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 200円の大台を再度伺う展開
先週のまとめ
先週のスイスフラン円は、週前半に199円台という極めて高い水準まで値を伸ばしたが、週後半には主要クロス円同様、円買い戻しの圧力に屈し一時196円台まで急落した。しかし、スイスフラン自体の底堅さは健在であり、週明けには再び198円台まで回復を見せている。週前半(1/12-1/14)は197円台から上昇を開始し、13日には一時期間中最高値199.29円を記録。欧州景気の先行き不透明感から「避難通貨」としてのスイスフラン買いが先行した。週後半(1/15-1/19)は200円の大台を前に利益確定売りが強まった。16日から19日にかけて円買い戻しの流れが加速し、19日朝には196.63円まで下落。その後は急速に値を戻し、現在は198円付近での攻防となっている。
テクニカル分析
レジスタンス 2 199.30 - 199.50円 1/13に記録した最高値圏。200円手前の最強壁。
レジスタンス 1 198.50 - 198.80円 1/15以降、頭を抑えられている戻り高値。
サポート 1 197.30 - 197.50円 1/16の揉み合いポイント。反発後の下支え。
サポート 2 196.60 - 196.70円 1/19の期間中安値。ここを割ると195円割れが視野に。
RSI (14) 13日のピーク時にはRSIが75%を超え、明確な「買われすぎ」を示していた。19日の急落によって一時30%付近まで調整され、現在は37%前後で推移している。過熱感は完全に解消され、再び上値を追うための「助走期間」に入ったと見られる。
MACD 16日深夜にMACDラインがシグナルラインを上から下に抜けるデッドクロスが発生。これにより短期的な下落圧力が強まった。現在はヒストグラムのマイナス幅が縮小し始めており、売り勢力のピークアウトと底打ち反転の兆候を示唆している。
4時間足・日足レベルでは依然として右肩上がりの上昇トレンドの中にある。19日の安値は、直近の上昇幅に対する「半値戻し」程度の健全な調整の範囲内であり、トレンドが崩壊したとは言い難い。198円台を維持できれば、上昇トレンド再開の可能性が高い。
今週のポイント 200円の大台を再度伺う展開
メインシナリオ:196円台での底打ちを確認し、198円台でのレンジ形成を経て、再度199円超えを目指す動き。MACDがゴールデンクロスへ向かえば、安全資産への需要回帰とともに、200円という歴史的な節目突破に再挑戦する可能性が高い。
対抗シナリオ:レジスタンス1(198.50円)を突破できず、再度197円を割り込む展開。日銀のタカ派的な思惑が強まった場合、サポート2(196.60円)を試し、これを割り込むと194円台までの深い調整に発展する恐れがある。
今週の主な予定と結果
スイス
01/20 16:30 生産者輸入価格 (12月) 前回 -0.5% (前月比)
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。