化学のダウが3日続伸 アナリストが投資判断を「中立」に引き上げ=米国株個別
(NY時間14:14)(日本時間03:14)
ダウ<DOW> 23.30(+0.38 +1.66%)
化学のダウ<DOW>が3日続伸。アナリストが投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価を25ドルに設定した。株価は売られ過ぎと判断しているという。減配によりキャッシュフローがより管理しやすくなったと見ているようだ。
「現在の環境は明らかに以前よりも有利であり、株価は売られ過ぎと見ている」と指摘。一方、平常時の利益水準の回復には2029年-2030年までかかる可能性があるとし、平常時のEBITDAは約70億ドルを見込んでいるという。
ポリエチレン事業の追い風拡大に伴い操業率は上昇すると予想し、原料コストも低水準に留まる見込みだとも述べた。欧州資産はコスト上昇や需要減速の逆風に直面しているが、同社は世界的な事業ポートフォリオの再構築を進めているとも分析している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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