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ダウ平均は小幅安 トランプ大統領のネガティブな投稿も、月末で調整中心=米国株序盤

株式 

NY株式30日(NY時間11:29)(日本時間00:29)
ダウ平均   42225.81(+10.08 +0.02%)
ナスダック   19110.90(-64.97 -0.34%)
CME日経平均先物 37740(大証終比:-220 -0.58%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は小幅安。取引開始前にトランプ大統領の投稿が伝わり、「中国が米との合意を破った。いい人を装うのはここまでだ」と述べた。

 米中合意への期待がこのところの米株式市場の急反発を支えていただけに気掛かりな投稿ではあった。ベッセント財務長官は前日遅くに、中国との貿易交渉はやや停滞していると述べていた。

 米株式市場もネガティブな反応を示し、ダウ平均は下げて始まったものの、下げ渋る動きも出て、一時プラスに転じている。本日は月末ということもあり、それに絡んだフローが中心で全体的に動意薄のようだ。

 今週の米株式市場は上下動を繰り返し、不安定な週となった。トランプ大統領の貿易政策の影響と範囲に関する不透明感の高まりから、投資家がリスク資産への投資意欲を見直している。関税に関するニュースが再び市場の動向を左右しており、また成長鈍化と財政が懸念される中、市場はこの政策が経済にどのような影響を与えているかについて、不透明な情勢が続いている。

 ファンドマネジャーからは「貿易、財政見通し、インフレ、株価など、あらゆる面において、状況は極めて悲観的だ。高ボラティリティは今後もかなり続くものと予想され、当面は手元資金の一部を保留しておくつもりだ」とのコメントも聞かれた。

 米大手銀が発表した5月28日週のデータによると、欧州のファンドには約10億ドルの資金が流入したが、米株式は、約51億ドルの資金が流出したと報告していた。日本株は120億ドル近い流出。

 来週から6月相場に入り、市場は米経済指標に一層注目している。景況感や信頼感などソフトデータは弱さを見せているが、雇用やインフレ、小売り、生産といったハードデータは底堅い米経済を示している。6月に発表になる5月分のデータも果たして底堅さを示すか注目される。

 アパレルのギャップ<GPS>が決算を受け大幅安。好調な決算ではあったものの、関税による影響を2.5億-3.0億ドル相当と見積もっており、関税の影響が予想以上に大きいと指摘されている。

 半導体ソリューションを手掛けるマーベル・テクノロジー<MRVL>が決算を受け下落。好決算ではあったものの、AIへの高い期待を考慮すると、さらに良い結果が期待されていた可能性があると指摘されている。

 ソフトウエア開発のエラスティック<ESTC>が決算を受け大幅安。第1四半期のガイダンスでは予想を上回る売上高見通しを示したものの、通期では予想を下回る売上高見通しを示していた。ガイダンスが下半期への不安を示唆。

 会員制倉庫スーパーのコストコ<COST>が決算を受け上昇。同社が関税や経済の混乱を克服していることを示している。消費者は生活必需品を優先しているにもかかわらず、同社は収益性を維持していることを示唆した。

ギャップ<GAP> 22.46(-5.50 -19.66%)
マーベル<MRVL> 60.65(-3.08 -4.83%)
アルタ・ビューティ<ULTA> 469.68(+47.89 +11.35%)
エラスティック<ESTC> 83.05(-8.98 -9.76%)
コストコ<COST> 1044.20(+35.46 +3.52%)

アップル<AAPL> 199.36(-0.60 -0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 459.29(+0.61 +0.13%)
アマゾン<AMZN> 204.80(-0.90 -0.44%)
アルファベットC<GOOG> 171.36(-1.60 -0.93%)
アルファベットA<GOOGL> 170.22(-1.64 -0.95%)
テスラ<TSLA> 361.13(+2.70 +0.75%)
エヌビディア<NVDA> 136.27(-2.93 -2.10%)
メタ<META> 644.71(-0.34 -0.05%)
AMD<AMD> 111.35(-1.68 -1.49%)
イーライリリー<LLY> 736.70(+14.13 +1.96%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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