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ダウ平均、1016ドルの急反発 情勢に変化はなし ベッセント長官の発言に反応も=米国株概況

株式 

NY株式22日(NY時間16:27)(日本時間05:27)
ダウ平均   39186.98(+1016.57 +2.66%)
S&P500    5287.76(+129.56 +2.51%)
ナスダック   16300.42(+429.52 +2.71%)
CME日経平均先物 34975(大証終比:+695 +1.99%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は急反発となり、一時1100ドル超上昇する場面も見られた。ベッセント財務長官の発言に敏感に反応する場面も見られた。長官は米大手銀主催の投資家との非公開の会合で、「関税を巡る中国との対立は長くは続かず、緩和していく見通しだ」と述べていた。

 ただ、動きが一巡すると伸び悩む動きも見られた。トランプ関税による貿易摩擦と景気後退、そして米中対立のエスカレートへの懸念といった情勢に変化はなく、本日は値ごろ感の買い戻しが中心と思われる。

 前日はトランプ大統領がパウエル議長に対する利下げの再度の要請と、それに伴う批判、そして議長の解任騒動が市場心理を悪化させていたが、それについても何も変化はない。「関税と経済に関する不確実性がなお非常に高い。パウエル議長への言及は、市場全体のボラティリティをさらに高める要因となる」といったコメントが引き続き出ている状況。

 今週から決算が本格化するが、取引開始前に防衛、化学など産業セクターの決算が幾つか発表さていたが、まちまちな反応。トランプ関税の影響を考慮する中、予想は上回っているものの、通期の見通しを据え置いている企業が多い。防衛関連は冴えない反応が見られていた。

 ただ、今回の決算については、あまり参考にならないとの意見も出ている。「1-3月期決算は価値が低い。それは4月に入ってトランプ関税によって世界が大きく変化したためだ。関税問題で見通しが大きく変化したため、今回の数字はこの先の動向を探る上で役立たない」といった声も聞かれた。

 航空機エンジンのGEエアロスペース<GE>が決算を受け上昇。1株利益が予想を上回り、通期の見通しを維持した。

 3M<MMM>が決算を受け上昇。1株利益が予想を上回った。ガイダンスでは1株利益の見通しを維持している。

 通信ソフトウエアのカリックス<CALX>が決算を受け大幅高。売上高が予想を上回ったほか、予想を上回る第2四半期の見通しを示した。同社はまた、自社株買いを1億ドル増額している。

 ボーイング<BA>が上昇。投資会社のトーマ・ブラボーが同社のナビゲーション部門のジェプセンを106億ドルの現金で買収合意したと伝わった。

 航空・防衛のRTX<RTX>が決算を受け下落。通期の見通しを維持したものの、予想は下回った。見通しには関税の影響は反映されていないとしている。

 防衛・宇宙のノースロップ・グラマン<NOC>が決算を受け大幅安。航空システム部門のB-21ステルス爆撃機のプログラムにおける5つの低率初期生産(LRIP)オプションにおいて損失が発生したと説明。

 医療、工業用の専門器具メーカーのダナハー<DHR>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。EBITDAも予想を上回っている。また、通期については既存事業売上高の見通しを維持した。すべてのセグメントが予想上回る内容だった。

GEエアロ<GE> 189.18(+10.83 +6.07%)
3M<MMM> 136.33(+10.24 +8.12%)
カリックス<CALX> 37.61(+4.36 +13.11%)
ボーイング<BA> 162.52(+3.18 +2.00%)
RTX<RTX> 113.75(-12.37 -9.81%)
ノースロップ<NOC> 464.08(-67.25 -12.66%)
ダナハー<DHR> 192.07(+7.11 +3.84%)

アップル<AAPL> 199.74(+6.58 +3.41%)
マイクロソフト<MSFT> 366.82(+7.70 +2.14%)
アマゾン<AMZN> 173.18(+5.86 +3.50%)
アルファベットC<GOOG> 153.90(+4.04 +2.70%)
テスラ<TSLA> 237.97(+10.47 +4.60%)
メタ<META> 500.28(+15.62 +3.22%)
AMD<AMD> 86.26(+0.70 +0.82%)
エヌビディア<NVDA> 98.89(+1.98 +2.04%)
イーライリリー<LLY> 827.54(+9.52 +1.16%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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