アジア株 まちまち 香港株は小幅上昇
東京時間17:35現在
香港ハンセン指数 24771.14(+30.57 +0.12%)
中国上海総合指数 3426.43(-3.33 -0.10%)
台湾加権指数 21960.83(-310.84 -1.40%)
韓国総合株価指数 2628.62(+16.28 +0.62%)
豪ASX200指数 7828.25(-32.17 -0.41%)
インドSENSEX30種 75443.19(+141.93 +0.19%)
19日のアジア株は、まちまち。トランプ大統領がロシアと中国の関係緊密化を懸念しており売りを誘う一方、中国景気支援策への好感もあって、中国本土株は売り買い交錯。香港ハンセンも小動きとなった。
香港株は小幅高、約3年ぶり高値を更新。急速充電システムを発表したEV大手BYDが3.6%高。ビール会社のバドワイザー、華潤ビールなども大きく買われている。乳製品の中国蒙牛乳業なども強い。通信会社チャイナユニコム、携帯電話向けなどの電子部品BYDエレクトロニックなどが軟調。
中国本土株は中国の銀行が消費者向けローン金利を過去最低の2.58%に引き下げたとの報道が消費押上げへの期待につながっているが株価への影響は限定的。本土株は情報技術関連の売りが優勢となっている。ソフトウェアの中科寒武紀科技(キャンブリコンテクノロジーズ)が下げ寄与度トップ。チャイナユナイテッドネットワークコミュニケーションズも大きく売られている。招商銀行、中国工商銀行など銀行株がしっかり。
朝に買いが目立ち3週間ぶり高値を付けた韓国総合は少し売りが出たもののプラス圏で引けた。ハイテク関連が総じて上昇。三和電子工業が10%超の上昇となっている。
豪ASXは幅広い売りが出て軟調。建設資材のジェームズハーディー、航空会社カンタス、ソフトウェアのワイズテックなどが売られた。医薬品大手CSLや保険会社QBEインシュアランスなどが堅調。

執筆者 : MINKABU PRESS
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