インテル、取締役のタン氏が退任=米国株個別
(NY時間15:23)(日本時間04:23)
インテル<INTC> 20.26(-1.16 -5.39%)
きょうはIT・ハイテク株に一斉に売りが強まる中、半導体株も下落しており、インテル<INTC>も売りが強まっている。同社の取締役で半導体業界のベテラン、タン氏が同社の取締役を退任すると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。タン氏はケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>のCEOから2年前に同社の取締役に選出された。M&A委員会にも任命されている。
この動きは、今月初めに発表された冴えない決算に続くもので同社株はここ数十年で最悪の下落となった。かつては圧倒的な強さを誇ったチップメーカーは、厳しい見通しを示し、長年続けてきた配当を停止、従業員の15%超を削減する計画を発表した。
ゲルシンガーCEOは新しい工場や技術に資金を投入することで、同社の半導体業界における地位回復を目指しているが、エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>などのライバル企業に水を開けられている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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