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東京株式(大引け)=284円高、米CPI伸び鈍化と国内GDP好調で上値追い続く

株式 

 15日の東京株式市場は主力株をはじめリスク選好の流れが継続し日経平均は上値を追った。後場は上げ幅を縮小したものの、ボラティリティは低下傾向にある。

 大引けの日経平均株価は前営業日比284円21銭高の3万6726円64銭と4日続伸。プライム市場の売買高概算は17億5093万株、売買代金概算は4兆4035億円。値上がり銘柄数は1018、対して値下がり銘柄数は577、変わらずは51銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の欧米株高を受け買い優勢の地合いが続いた。米国株市場では7月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化し事前予想も下回ったことから、FRBによる9月利下げの可能性に期待する形で景気敏感株などを中心に買いが入った。東京市場でも米CPIを受けて投資家のセンチメントが改善、朝方に発表された4~6月期の国内GDPがコンセンサスを上回るプラス成長となったこともポジティブ視された。半導体の一角や銀行などバリュー株の一角に投資資金が流入した。ただ、日本時間今晩に7月の米小売売上高や週間の米新規失業保険申請件数などの発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑から後場は伸び悩む展開となった。値上がり銘柄数も1000あまりで全体の6割強を占めるにとどまった。

 個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>、同2位のディスコ<6146>がいずれも買い優勢だったほか、三菱重工業<7011>も活況高となった。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも大きく上値を伸ばした。ソフトバンクグループ<9984>も値を上げ、ソシオネクスト<6526>も物色人気。ファーストリテイリング<9983>も上昇した。ネットプロテクションズホールディングス<7383>、ベース<4481>がストップ高となったほか、アイスタイル<3660>も一時値幅制限いっぱいに買われた。KADOKAWA<9468>も大幅高となった。

 半面、アドバンテスト<6857>が軟調、キーエンス<6861>も利益確定売りで下値を試す展開に。リクルートホールディングス<6098>が下落、ソニーグループ<6758>も冴えない。任天堂<7974>も軟調。Sun Asterisk<4053>はストップ安に売られ、メドレー<4480>、プラスアルファ・コンサルティング<4071>、恵和<4251>、テスホールディングス<5074>なども急落した。


出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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