米10年債利回り低下 GDP確報値で個人消費が大幅に下方修正=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:35)(日本時間05:35)
米2年債 4.710(-0.037)
米10年債 4.285(-0.045)
米30年債 4.424(-0.038)
期待インフレ率 2.264(-0.003)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。この日発表のGDP確報値で個人消費が大幅に下方修正されたことで、利回りは低下した。市場は明日の5月のPCEデフレータの発表を待っている。FRBによる年後半の利下げの可能性を高めるような、インフレ鈍化を示す報告を期待している。先日の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)のデータからは鈍化が見込まれているが、市場がどう反応するか注目される。
この日は7年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回ったものの反応は限定的だった。
2-10年債の利回り格差は-43(前営業日:-43)と逆イールドは変わらず。
*米7年債入札結果
最高落札利回り 4.276%(WI:4.279%)
応札倍率 2.58倍(前回:2.43倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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