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ダウ平均は5日ぶりに反発 先週のイベント通過で改めて強気な見方=米国株概況

株式 

NY株式17日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   38778.10(+188.94 +0.49%)
S&P500    5473.23(+41.63 +0.77%)
ナスダック   17857.02(+168.14 +0.95%)
CME日経平均先物 38450(大証終比:+450 +1.17%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は5日ぶりに反発。下げて始まったものの、動きが一巡すると下げ渋る動きが見られプラスに転じた。後半になると上げ幅を広げている。一方、IT・ハイテク株は堅調な動きが続き、ナスダックは大幅高となった。

 市場には楽観的なムードが広がっている。先週のFOMCやインフレ指標を通過して、最高値圏にある米株式市場は、ネガティブな反応は見られなかった。市場からも先週のイベントを通過して改めて強気な見方が出ている。

 先週のFOMCでの委員の金利見通し(ドット・プロット)は3月の年内3回から1回に下方修正され、予想通りのタカ派への変更ではあったものの、市場は年内2回の利下げ期待を織り込んでいる。鈍化期待を示唆した米インフレ指標の方に市場は重点を置いているようだ。夏までにさらにインフレが鈍化傾向を示すようであれば、9月の利下げも有り得るとの見方も出ていた。これまでタカ派の急先鋒だったカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の発言が年内の利下げに肯定的な発言をしていたことも、米株式市場はポジティブに捉えているようだ。

 一部からは「企業業績やAIへの期待に対する楽観的な見方が、中国の成長鈍化や欧州の政治リスクの高まりを上回り、センチメントは引き続き堅調。成長鈍化は見られるものの、米経済はソフトランディングの軌道にあり、大幅な減速や景気後退はあり得ない。最近の良好なインフレ指標は、FRBが年後半に利下げできるという見方を継続している」といった声も聞かれる。

 今週は水曜日に祝日があり、4日間の立会となる。経済指標では明日の5月の米小売売上高と、祝日明けの米住宅指標を市場は注視している。

 テスラ<TSLA>が上昇。中国の上海市が同社に路上試験許可を発行し、同社の完全自動運転(FSD)の実証実験が行われている可能性があると報じられた。中国の財新が関係者の話として報じた。上海の一部の道路で先進運転支援システムをテストする許可を得たという。

 ディズニー<DIS>が上昇。異色ヒーロー映画「デッドプール&ウルヴァリン」の来月の劇場公開を中国当局が承認した。米中関係が冷え込む中で、以前の大作映画の公開を中国当局が禁止していた。

 家具、家電、PCなどのリース販売を手掛けるアーロンズ<AAN>が急伸。フィンテック企業のIQベンチャーズ社が企業価値約5億400万ドルで買収することで合意した。

 設計ソフトウェアのオートデスク<ADSK>が上昇。アクティビスト(物言う株主)として知られるスターボード・バリューが5億ドルの同社株を取得し、同社の改革を求めていると報じられた。

 バイオ医薬品のエアロベイト・セラピューティクス<AVTE>が90%超急落。同社の唯一の資産である「AV-101」が中間段階の臨床試験で主要評価項目を達成できなかったと発表した。

 半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が反発。アナリストがDRAMとNANDメモリーの価格動向を理由に目標株価を引き上げた。従来の143ドルから185ドルに引き上げている。

ディズニー<DIS> 101.52(+1.55 +1.55%)
オートデスク<ADSK> 240.51(+14.64 +6.48%)
アーロンズ<AAN> 10.06(+2.52 +33.42%)
エアロベイト<AVTE> 1.65(-22.97 -93.30%)
マイクロン<MU> 147.83(+6.47 +4.58%)

アップル<AAPL> 216.67(+4.18 +1.97%)
マイクロソフト<MSFT> 448.37(+5.80 +1.31%)
アマゾン<AMZN> 184.06(+0.40 +0.22%)
アルファベットC<GOOG> 178.78(+0.41 +0.23%)
テスラ<TSLA> 187.44(+9.43 +5.30%)
メタ<META> 506.63(+2.47 +0.49%)
AMD<AMD> 158.40(-1.23 -0.77%)
エヌビディア<NVDA> 131.01(-0.87 -0.66%)
イーライリリー<LLY> 885.01(+6.56 +0.75%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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