アップル、「Pay Later」プログラムから撤退=米国株個別
(NY時間15:10)(日本時間04:10)
アップル<AAPL> 218.12(+5.63 +2.65%)
アップル<AAPL>はユーザーが分割後払いで買い物を可能性にする「Pay Later」プログラムを終了し、より多くの金融サービスを自社で提供する取り組みから撤退することを明らかにした。
同社はきょう、ユーザーが4回分割払いで1000ドルもの買い物をすることを可能にしていた「アップルPay Later」のローンを提供しないと発表。その分野では競合のアファーム<AFRM>やシティグループ<C>などのサードパーティのサービスが、次期iOS18に統合されることを発表した後、この措置に踏み切った。
同社は「今年後半から世界中のユーザーがアップルペイで支払いを行う際に貸金業者だけでなく、クレジットカードやデビットカードを通じて提供される分割払いローンにアクセスできるようになる」と声明で述べた。
同社は昨年、自社プラットフォームを使って米国で当プログラムを開始。今回初めて同社自身が新しい子会社を通じて顧客にローンを発行した。しかし、ゴールドマン<GS>とマスターカード<MA>にそのプロセスを支援してもらうことには変わりはなかった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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