NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標
【カナダ】
消費者物価指数(CPI)(4月)21:30
結果 0.5%
予想 0.4% 前回 0.6%(前月比)
結果 2.7%
予想 2.7% 前回 2.9%(前年比)
※発言・ニュース
*イエレン米財務長官
イエレン米財務長官は、ウクライナのために凍結されたロシア資産を活用しようとする米国の動きは11月に迫った米大統領選挙によるものではなく、ウクライナのニーズによるものだと述べた。「大統領選挙が理由ではなく、ウクライナのニーズが非常に大きいため、ウクライナに追加的な援助を提供する方法を示すことが重要だとずっと言って来た」と訪問中のドイツのフランクフルトで記者団に語った。
*ウォラーFRB理事
・利下げ開始には良好なインフレ数値をあと数カ月確認する必要。
・ただし、最近のデータは物価圧力を押し下げる進展が再開された可能性が高いことを示している。
・4月のCPIは物価圧力が加速していない兆候。
・4月の小売売上高は労働市場の減速を示唆。
・1度だけの利下げという考えはあまり合理的でない
・データ裏付けがあれば年末の利下げを検討し得る。
・金融政策は十分に抑制的。
・データは利上げの必要性を示していない。
*ボスティック・アトランタ連銀総裁
インフレが今後も緩やかに鈍化するとの見方を改めて表明した上で、FRBは第4四半期に利下げを開始できる可能性が高いと述べた。また、中立金利の水準を巡って、金融当局者は活発な議論を行っていると述べた。長期的な中立金利について、誰もがそのダイナミクスを再考しているとした上で、まだ結論は出ておらず、年内に一段と深く掘り下げていくことになるだろうと述べた。
*バーFRB副議長(銀行監督担当)
・これまで考えていたよりも長い間金利を据え置く必要。
・金融政策は抑制的で経済に影響を与えている。
・金利調整を考えるには、インフレの継続的な進展の証拠をもっと見る必要。
・一部の銀行にとって金利リスクは引き続き問題。
・銀行資本規制案については大幅かつ重大な変更が加えられる。
*ラガルドECB総裁
・インフレの動向が維持されれば、6月利下げの可能性が高い。
・ECBはインフレを抑制していると確信している。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。