ドル指数は神経質に振幅、ドル円相場不安定で=ロンドン為替
ドル指数は神経質に振幅、ドル円相場不安定で=ロンドン為替
ドル指数は不安定に上下動している。介入警戒感がみられるなかで、ドル円が151円台で不安定に上下動していることを反映。東京午前に104.420まで上昇したあと、ロンドン序盤には104.216まで低下した。足元では前日終値(104.298)付近に戻している。
ドル円相場は田村日銀審議委員の発言が緩やかな金融政策正常化を示唆したとして34年来の円安水準となる151.97近辺まで上昇。ロンドン朝方には政府・日銀が突然の臨時会合を開催すると報じられ、円高方向に振れた。神田財務官は会合後の会見で、円安の背景に投機的な動きあることは明らかだ、あらゆる手段排除しない、と強く円安の動きをけん制した。一時151.10付近まで円買いの動きが広がり、その後も上値重く推移している。
ドルインデックス=104.32(+0.02 +0.02%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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