仮想通貨関連株が下落 ビットコインETFから資金流出=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間22:51)
コインベース<COIN> 221.64(-17.98 -7.50%)
マラソン・デジタル<MARA> 17.88(-1.53 -7.88%)
ライオット<RIOT> 10.71(-0.72 -6.30%)
マイクロストラテジー<MSTR> 1290.44(-212.32 -14.13%)
仮想通貨関連株の下げが続いている。ビットコインが一時6万2千ドル台まで下げを拡大しており、関連株も連れ安となっている。ビットコインETFから資金が流出しているようだ。250億ドル規模のグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)は前日に6億4300万ドルの流出を記録し、1月11日にETFに転換して以来最多となった。フィデリティやブラックロックなどの大手ETFへの資金流出も確認されており、18日には10本のETF全体で1億5400万ドルの資金流出した。
金融政策のリスクがワイルドカードの1つと見られている。ここに来て予想以上のインフレ圧力がFRBの利下げ期待を後退させている一方、日銀はマイナス金利を解除した。各国中銀の動きが、バブルの様相も見せていた仮想通貨に見直しの動きを促している模様。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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