ネットアップが決算受け大幅高 通期見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間13:57)(日本時間03:57)
ネットアップ<NTAP> 107.78(+18.66 +20.94%)
データストレージのネットアップ<NTAP>が大幅高。前日引け後に11-1月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
企業による予算見直しが続いているにもかかわらず、顧客企業のデータ・アーキテクチャの更新が続いており、同社は恩恵を受けている。
アナリストは「製品の粗利益は、オールフラッシュ・システム・ミックスよりも、SSDの戦略的調達とエンドユーザーの需要改善によるところが大きい」と述べた。また、「生成AIの構成比はまだ小さいが、物事は良い方向に傾いている」とも付け加えている。
(11-1月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.94ドル(予想:1.68ドル)
・売上高:16.1億ドル(予想:15.9億ドル)
ハイブリッド・クラウド:14.6億ドル(予想:14.4億ドル)
・粗利益率(調整後):72.7%(予想:71.2%)
(2-4月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.73~1.83ドル(予想:1.64ドル)
・売上高:15.9~17.4億ドル(予想:16.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.40~6.50ドル(従来:6.05~6.25ドル)(予想:6.14ドル)
【企業概要】
データ・ストレージを提供し、専用ハードウェアやソフトウェア、サービスで構成されるストレージ・ソリューションにより、オープン・ネットワーク環境におけるストレージ管理を世界中の企業、政府機関、大学向けに提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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