反落、米原油在庫の増加や米利下げ開始時期の不透明感で=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=78.54(-0.33 -0.42%)
ニューヨーク原油は反落。今年の米利下げ開始見通しが不透明であることや、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が5週連続で増加したことが重しとなった。米製油所稼働率は前回の80.6%から81.5%まで回復したものの、定期改修を終える製油所が限られるなかで原油消費量は引き続き低迷している。
時間外取引で4月限は77.78ドルまで下落したものの、通常取引開始前に買い戻しが優勢となり下げ幅を消した。通常取引序盤には79.62ドルまで上昇し、中心限月として年初来高値を更新。ただ、その後は再び重くなり、マイナス圏に押し戻されて引けた。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。