アプライド、米政府が中国向け出荷の新たな情報開示を請求=米国株個別
(NY時間10:28)(日本時間00:28)
アプライド<AMAT> 196.71(-6.15 -3.03%)
アプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。米当局が同社に対して、中国の顧客向けの出荷に関する新たな情報開示を請求したことが明らかとなった。同社は、米証券取引委員会(SEC)やマサチューセッツ州連邦検事局などの機関から複数の召喚状を受けたという。
今回の情報開示請求は、バイデン政権が中国への先端半導体の流出を防ぐための制裁を強化させた2022年まで遡り、商務省やその他の機関からの要請に加えて行われたもの。同社は半導体製造という非常にデリケートな作業の中心となる装置の多くを提供しており、米政府は制裁強化において、同社にも協力を求めてきた。
同社は昨日の提出書類で、「われわれはこれらの問題に関して政府に全面的に協力している。これらの問題は不確実性が伴うため、結果を予測することはできず、損失や罰則の範囲も合理的に見積もることができない」と述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。