フルーアが決算受け大幅安 エネルギー部門の売上減が響く＝米国株個別

（NY時間15:11）（日本時間05:11）
フルーア＜FLR＞　37.13（-4.96　-11.78%）

　エンジニアリングのフルーア＜FLR＞が大幅安。取引開始前に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。エネルギー・ソリューション部門の売上が２０％の減収となったことが響いた。新規受注は予想を上回っている。通期ガイダンスで１株利益の見通しが予想を下回ったことも嫌気されている模様。また、２０２６年度の長期のＥＢＩＴＤＡの見通しは再確認するに留まった。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.68ドル（予想：0.58ドル）
・売上高：38.2億ドル（予想：40.9億ドル）
・受注残：294.4億ドル
・新規受注：76.1億ドル（予想：53.9億ドル）

（２４年度通期見通し）
・1株利益（調整後）：2.50～3.00ドル（予想：2.88ドル）
・EBITDA（調整後）：6～7億ドル

（２６年度見通し）
・EBITDA（調整後）：8.0～9.5億ドルを再確認。

【企業概要】
　世界の先端技術・製造や、化学・インフラ・ライフサイエンス・エネルギーなどの業界向けに、EPC(設計・調達・建設)、製造、モジュール化、プロジェクトマネジメントの各サービスを提供する。配管・機械・電気・制御システムや、プロセスエンジニアリング・インタラクティブ3Dモデリング等を手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美