ペイパルに売りが強まる イノベーションを紹介するイベントを開始=米国株個別
(NY時間12:51)(日本時間02:51)
ペイパル<PYPL> 60.54(-2.48 -3.94%)
先ほどから決済サービスのペイパル<PYPL>に売りが強まっており、下げに転じている。同社は先ほどからイノベーションを紹介するイベントを開始しているが、それを受けて売りが強まっている格好。
イベントを前に複数のアナリストがタオルを投げていた。本日は投資判断を「買い」としている米大手銀のアナリストが2月の決算発表を前に、30日間のネガティブ・カタリスト・ウォッチを開始したと述べていた。今月に入り少なくとも4人のアナリストが競争の激化から収益性の圧迫まで、様々な懸念を理由に投資判断を引き下げていた。
クリスCEOは先週のインタビューで、ウォール街で悲観論が高まっていることに言及。「ここ数年、祝うべきことはあまりなかった。イノベーションは遅々として進んでいない。私は負け犬でいることは嫌ではない。私はそのフィードバックをすべて受け止め、世界に衝撃を与えるつもりだ」と述べていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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