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ダウ平均は反落もナスダックは上昇に転じる 半導体に買い AMDは21年12月以来の高値更新=米国株序盤

株式 

NY株式16日(NY時間11:37)(日本時間01:37)
ダウ平均   37438.89(-154.09 -0.41%)
ナスダック   14985.17(+12.41 +0.08%)
CME日経平均先物 36030(大証終比:+380 +1.06%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落している一方、IT・ハイテク株も売り先行で始まり、ナスダックも下げて始まったものの下げを取り戻している。本日の市場は米国債利回りが上昇するなど、市場は早期利下げ期待を後退させており、米株式市場も利益確定売りが優勢で始まった。

 「中央銀行が利下げを延期することはリスク資産にとってプラスにはならない。市場は少し先走り過ぎた」との指摘が出ているほか、「米国債利回りは当面、現行水準から低下することはないと思われる」といった声も聞かれる。市場は年内に計6回以上の利下げを見込んでいるが、深刻なリセッションにでも陥らない限り、その可能性は低いと見られおり、深刻なリセッションの確率は25%程度との見解も出ていた。

 そのような中で、米株式市場も決算が本格化する前に、これまでの上昇を見直す動きも出ていたが、IT・ハイテク株への買いは根強く、下値をサポートしている。本日は半導体関連株への買いが入っており、特にAMD<AMD>の上昇が目立っている。一時159.71ドルまで上昇し、2021年12月以来の高値を更新した。アナリストが同社の目標株価を従来の120ドルから200ドルに引き上げていた。人工知能(AI)が成長の主な原動力になると見ている。AIではエヌビディア<NVDA>がリードしているが、企業の第2のソースを持ちたいという願望がソフトウェア・エコシステムの課題を圧倒すると考えているという。

 モルガン・スタンレー<MS>が決算を受け下落。取引開始前に決算を発表し、同銀の主力部門であるウェルス・マネジメントが引き続き好調だった。ただ、1株利益が大幅な減益となり予想も下回ったことが嫌気されている。これは昨年の地銀破綻に伴う米連邦預金保険公社(FDIC))の特別評価額に対する同行の負担分で1株0.28ドルの一時費用が発生しため。

 ゴールドマン<GS>も決算を発表。株式トレーディングの収入が予想以上に好調だったほか、資産運用・ウェルスマネジメント部門は、金融管理事業の売却益に支えられ、四半期として過去2年間で最高の収入を記録。株価は売買が交錯していたが、次第に買いが優勢となっている。

 ボーイング<BA>が下落しており、ダウ平均を圧迫。737MAX-9の事故を受け、製造プロセスにおける機体の検査を強化するほか、顧客の航空会社に工場を公開する方針を示した。出荷に大幅な遅延が発生するのではとの懸念が強まっている模様。

ゴールドマン<GS> 384.64(+6.89 +1.82%)
モルガン・スタンレー<MS> 86.69(-3.02 -3.36%)

アップル<AAPL> 183.79(-2.14 -1.15%)
マイクロソフト<MSFT> 391.89(+3.42 +0.88%)
アマゾン<AMZN> 153.30(-1.32 -0.85%)
アルファベットC<GOOG> 144.34(+0.10 +0.07%)
テスラ<TSLA> 221.47(+2.58 +1.18%)
メタ・プラットフォームズ<META> 370.34(-4.15 -1.11%)
AMD<AMD> 159.45(+12.89 +8.79%)
エヌビディア<NVDA> 567.16(+20.06 +3.67%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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