続伸、弱気な11月の米PCEデフレータから米早期利下げ期待=NY金概況
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=2069.10(+17.80 +0.87%)
金2月限は続伸。時間外取引では、米国債の利回り低下によるドル安を受けて買い優勢となり、一時25ドル超の上昇となった。終盤も25ドル近い上げ幅を維持して推移。日中取引では、11月の米PCEデフレータが米国の早期利下げ期待を正当化する弱気の数字となったことでドルは対ユーロ中心に下落し、ユーロドルが8月10日以来の高値まで上伸したことに支援され、金は再度、上げ幅を拡大した。11月の耐久財受注(速報値)が予想を上回る数字となったことが警戒され、中盤から上げ幅を縮小したが、堅調地合いは緩まず、17ドル超の上げ幅を維持して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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