続落も、産油国会合控えて思惑含み=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=74.86(-0.68 -0.90%)
ニューヨーク原油は続落。足元の主要国経済の弱含みや、来年の米景気悪化見通しが重しとなった。30日に延期された石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合で追加減産が見送られるとみられていることも圧迫要因。ただ、ロイター通信が追加減産の可能性について再び伝えると、下げ幅を消す場面があった。
時間外取引で1月限は74.06ドルまで下落したものの、通常取引開始に向けて下げ幅を消した。一時76.23ドルまでプラス転換している。ただ、プラス圏での推移は一時的で、その後は再び売りが優勢となった。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。